自分なりの思いのままに旅をつくる。一歩踏み出すまでの意味に付加価値をつける自分との対峙、いっさいがっさいの事柄をひっくり返してごちゃまぜにして形になったイメージはスゴロクのようで、また振り出しの考えに戻って旅をつくる。
いつのまにか旅人はカオサンに集まりだした。カオサンとは何かな〜？ 半分興味な軽い気持ちで、旅立ってみる。
いつもの道を逆さ歩きをしてみようと、後ろ歩きの旅にでる。少し危ない事だとわかる、でも清々しい気持ちになった、下校中の子供もまねをしだした。
そしてつくる旅をする。旅先でものをつくる、フィレンチェでスケールを持ってドームの展望台の円周を測る、これはぜんぶ石なんだ〜と石の文化に惹かれイタリアで石職人になる、アーチのまえで瞑想するのが日課になった。
アフリカの道ばたで漢字を書く、道行く人に漢字をあげる、アフリカの書体に惹かれる、人類のルーツ探しを目的とする旅となる、むかし見たブッシュマンの地にたどり着いた。
旅先でチーノチーノと言われ自分流ホニャララ語を発明して話しだす、いつの日にか話が通じる仲間が現れた、一緒に旅にでた、インドでホニャララ語を広める事にした。
青春十八きっぷを買った、行き当たりばったりの旅だ、気に入った駅で降りてみよう！ と 菜の花畑に遭遇、電車を降りリュックを枕に昼寝をする、一日で到達するはずの移動範囲を設定している事の窮屈さに気づいた、時刻表になぞられる旅になっていた。
旅をかつぐ、今度の行き先に見合うパッキングを仕始める。アレよコレよと時間が過ぎ、荷物が増えていく。しだいにはバックパックの重さに成田へ着いたらクタクタになった、移動のしんどさから郵便で荷物を送り返す、旅の希望が見えてくる。
旅に泊まる、横浜に遊びに来てみた、みなとみらいと山下公園、誰かに呪文のように聞いた『野毛』という町、そこへ行ってみたら面白かった。今度は何泊かして横浜散策をしようと決めた。横浜駅近くにゲストハウスがあるよ〜と野毛の飲み屋で聞いた、リーさんがつくっているゲストハウス・カナリアンらしい、今度の７月にはオープンするみたいだ。電話番号（045-313-6442)を教えてもらったから電話をしてみた、電話向こうは工事中のようで聞き取りづらかった、本当に泊まれるのかな〜と何回か電話をしてみた、リーさんが電話にでた、７月からの予約を受付中ですよ〜と言っていた。
そんなわけでよろしくおねがいしま〜す。 lee